あみだくじ

茜色に焼かれるのあみだくじのレビュー・感想・評価

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)
2.0
 うーん、観るのが凄くキツい作品。主人公は理不尽な交通事故で夫を亡くした主婦。この交通事故って...。真っ先に思い出すけど、いいんですか?こんな描き方して?と思ってしまった。悪いわけではないけど。ちょいちょい違うんだけど、あまりいい気分にはならなかったなぁ。加害者が捕まらなかったとか、亡くなったとか、主人公が葬式に行ったら、脅迫か、とか。
 その主人公には息子がいたり、亡くなった夫には他に子供がいたり、やっと自分の気持ちを正直に話せる友人も、凄く可哀想な事ばかりしかなくて。最後までみんないい事がないって、本当に観ていて辛くて。作品中にも、シングルマザーや風俗の女は甘く観られてる、なんて台詞もあったけど、この作品もじゃない?と思えるぐらい、いい事がない。弱い人間に次から次へと辛い事ばかり。確かにそれでも生きて行こうとしてる、素晴らしい、と思えるかもしれないけど。私は辛すぎました。
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