佐藤絢音

アミューズメント・パークの佐藤絢音のネタバレレビュー・内容・結末

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

腹立つ。弱者に優しくしろよと主張しているくせに、1番弱者を貶めているような作品。

じいちゃんばあちゃんこんなバカじゃないし、こんなかわいそうじゃない。
自分がその立場になったら私、可哀想〜って思うのかもしれないけど、カップルの未来に出てきた老夫婦とかも結局関係は続いているわけで、そんな悲観することか?
誰だって病気になる。お金を持っていかなかったら電話はかけられない。当たり前のこと。弱者というよりも、しっかり考えない人はこうなるよっていう話だったらわかる。重い荷物を渡されたら、渡される前にそんなにいらないと言えばいい。別に悪いことしてるわけじゃない金持ちと自分を比較して羨ましがったり。情けない。足るを知れ。あと羨ましく思うのはそんなに恥ずかしいことではない。プライド高すぎぃ!いやでも、大人になるとそうなるんだろうか。

1番恐ろしいのは、老いてもそれを受け入れられず悪い意味で幼い心のままでいることだと強く感じた。かっこいい老人になれるよう、成長していきたい…


もちろん老人に優しくしたほうがいいと思うし、それが当たり前じゃない世界もあるんだなと思ったので、そういうのはなくなって欲しいです。
佐藤絢音

佐藤絢音