アミューズメント・パークのネタバレレビュー・内容・結末

「アミューズメント・パーク」に投稿されたネタバレ・内容・結末

「遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう」というあらすじにある通りの内容だった。が、その単純さゆえに切れ味が凄かったし、とにかく笑った。ジェットコースターで散々体を揺すぶられ、機関車みたいな乗り物で優雅で移動させられた後、自らが運転するゴーカートの流れがけっこう面白くて、そのゴーカートで事故が起き、若者がババアはバス乗ってろ!みたいなことを言うところが好きだった。
まさにアトラクションを回るように老人が若者やシステムに翻弄されていくのだが、これといった老人自身が心の内を話したり、葛藤するというより完全に受身で刺激を浴び続け嘆く、だけというのにリアルさがあって、スタート地点(白い部屋)に戻ってくる、始点と終点の一致、無限ループ的に締めるのもよかった。
本編を挟み込む俳優の語りが、薬物の危険性や交通安全を訴える動画のようだった。

占いで若者が未来をみる場面での老夫婦の一室が『パーマネント・バケーション』みたいだった。
とても紳士的なジイさんが遊園地で悲しい思いするお話。ジイさんがえらくハマってた印象。

老人の生活が模された遊園地。バンパーカーからの事故やなんかは上手い扱いだとは思いましたが、多くの部分で遊園地という場所が生かされていたかというと疑問。日常を凝縮させた非日常空間という試み自体はとても印象的でした。

結局悲惨な年寄りを見せて、優しくしましょう、というだけの話。どうにも比喩が直接過ぎ、遊びや面白みが全くないように思いましたが、そもそもこれが公共広告だと知って納得できました。

もっとぶっ飛んだ陰惨な映画を期待していたんですが、思ったより全うな内容。シーンごとのアイデアの着眼点だけはなかなかに楽しめた作品でした。
2021/11/22 名古屋シネマテーク

『ゾンビ』以前に制作された、宗教団体の依頼で年齢差別や高齢者虐待などの問題の啓発を目的として制作されるも、その内容の悲惨さを理由に封印されていた本作。
ロメロに依頼すると、教育映画の類もこうなるのだなあ。
社会から排除される老人を遊園地のアトラクションに落とし込み、孤独で未来もなく、打ちひしがれるしかない老後の無限地獄が描かれる。明日は我が身に迫る恐怖は、ある意味でホラーより恐ろしいかも。


2021-327
お年寄りを大切にっていうメッセージだけじゃなくて、若いうちから後悔しないように色んなことに挑戦しろっていう意味も込められてて好きやった
人生を遊園地で表現する時点でもう面白い
白い部屋に行かないようにしないとな^_^
初シネマカリテ。
映画館が見つけられなくて半べそパニックに。着いたら「あ、ここ気になってたところじゃん。」ってなったけど。映画を見てたら、この時の自分が重なった。

ホラー映画と聞いていて、絶対に1人で見れないなと思っていたが、ホラーを1人で見られない私でも大丈夫だった。撮り方はほぼゾンビ映画で怖いけれど、驚かせてきたりとかお化けが出てきたりとかそういうステレオタイプなホラーではなかったので。

ポスターとか宣伝見てわかるように、風刺映画🎬
老人が遊園地で散々な目に遭う様子を描くことで社会で老人が遭う様子、年齢差別を描いている。
歳を取っているというだけで虐げられて邪険に扱われる。だけど、お金を持ってる老人は優遇される。ちょっとだけ階層の話も入ってる。
遊園地で起こること、として描かれているけど、全部日常に置き換えられることだった。

ただ、私みたいな特に取り柄もない鈍臭い若者は、老人じゃないけど日々こういう思いをしている。映画館に着くまでもそうだったけど、よくあるなあ、と思って観ていた。
女の子に絵本を読ませるシーンで泣きそうになってしまった。

観たあと、「私も老人を邪険に扱っていたかもしれない。」と思って少し反省した。だけど、優しい老人ばかりじゃないから、私のような鈍臭くて若い女にとっては、自衛の意味もあって、あまり見知らぬ人に救いの手を差し伸べてあげたりとかはできない。

映画の冒頭でも言ってたけど、みんなが必ず年老いるから、自分もああなる、ということを覚悟しておく必要がある。

老人は大切に。
教育ビデオって感じ

老人を大切に!と言われても身内以外の無条件で助けてもらえて当たり前、みたいな老人はやだよね
最初から最後まで痺れる程演出や衣装など、画としてのかっこよさの見応えが凄くあり、同時に題材の身近だからこそ余計に感じる恐怖や不安感が普通のホラー映画よりもあって面白かったです。
最初のボロボロのお爺さんが余りの変貌ぶりに気づきませんでしたが、最後の自分自身だったとラストに気づいて今までの仕打ちの酷さを改めて感じました。
遊園地という華やかな場所で繰り広げられる老人や社会的弱者の現状が観ていて辛くなるほどで、年収で乗れる乗り物が限られたりおばあさんと男性の事故でのやりとりや困ってる老人への周囲の無関心さなど、遊園地というポップで愉しげな舞台なのが更に怖さを際立たせていて惹き込まれました。
不良グループに襲われる場面の周囲の静けさに反し、難が去ってから人気が戻りただ奇異の目で見るだけという残酷さも老人だけでは無く、寄り添いのない感じは色んな所にあるよなぁと考えさせられて面白かったです。
時折現れる死神や、ずっと劇中カメラを横切る有象無象や老人が酷い目にあった後の笑い声など良い意味で不快感が凄く、老後施設を表現している場面での歓迎する人の不気味さが怖くて印象的でした。
やっと現れた優しい少女も、おそらく孫とその母を表しているのか永遠には居てくれないのも無情で可哀想になりました。
ただ貧富の差を描いていたレストランのシーンでは、富裕層が貧しい人を気にかけたもののそれを改善するのでは無くただそこから見えないようにするだけという都合の良さはあったものの、ウェイター男が使っていたデカすぎるペンが可愛くて欲しくなりました。
まだ若者と呼ばれる今見た事で、ただこれを観て将来に恐怖するだけでなく今からでも老人への接し方を改めて現状を変えたいと思える勉強になり、同時に演出や表現が何から何までかっこいい色んな意味で刺さる作品でした!
中盤で主人公の声が観客に聞こえなくなったり、老人が世間から目に留められてない感じを色んな手法で演出していて良かった。なのに見世物小屋で普通の老人が出てきたりね。都合のいい時だけ他人を利用する世の中よ。個人的には好みすぎました。。
主人公のこと、そんなに悲劇とは思わなかったな。
スリにあったり暴力はいやだけど、それなりに幸せもあり、普通の人生だと思った。
そう感じるのは私がまだ若者の類だから?
女の子とのシーン、私は行かないでじゃなくて、ありがとう楽しかった!って思うかな〜とか
カップルの未来も、確かに悲しくはあるけど、死の瞬間まで愛する人と共に生きれることや、お互いを愛し合ってるのがわかったから、そこまで悪くない人生なんじゃない?と思ったけど。
若かろうが老いていようが、赤の他人から受ける事ってあまり変わらないんじゃない?あの世界だったら若者だって手を差し伸べられないんじゃない?って普通に受け入れてた。

そう思う余裕のないくらいの孤独に沈んでしまう時が来るんだろうか。
よくある悲劇がどれだけダメージを残すのか。そう考えると怖い。
免許証の更新のときにみるビデオみたいな
老人に無下な扱いをしたら点数引かれてってゴールド免許剥奪されたら見せる若者免許センターのビデオ
お前らもいつかこうなるんだからなってことがホラーですね(???)
>|

あなたにおすすめの記事