アミューズメント・パークの作品情報・感想・評価・動画配信

「アミューズメント・パーク」に投稿された感想・評価

70年代アメリカ社会を風刺した作品。
老人と老いを社会から排除することへの批判は、現代の日本にも刺さるものがある。

けれど、誰しもが遊園地で遊んでいたいんだよな。
ポップコーンなどのファストフードを貪り食ったり、メリーゴーランドやジェットコースターに乗って己の快楽を満たしたり…。
あまりにも利己的な関心や行動は、遊園地をつくる政治や働く人、維持・保全しようとするケアワークを無視したり無関心であり続ける。そしてアトラクションに乗れない、乗れなくなっていく老人や老いもないかのように排除していく。

そんな遊園地化した社会が存続するわけがない。老人への配慮や老いへの対処があるわけがない。
問題は老人が遊園地で楽しめないことではなく、老人が生きる場所が遊園地化していることである。

資本主義的大衆消費社会というメリーゴーランドから降りること。いつまでも回り続けることはできないのである。

蛇足1
冒頭と終盤の男が登場するシーンは説教臭いな。

蛇足2
あらすじの雑さ、好き。
rs

rsの感想・評価

3.0
"遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう。"
自分もいつか歳をとるから他人事ではないなぁと
当時のアメリカってこんなに酷かったのか…
ポスターのデザインがめちゃくちゃ好きです

以下自分用メモ(※公式より引用)

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)『ゾンビ』(1978)などの巨匠・故ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた幻の未発表映画。2017年に存在が発見され、4Kレストアが行われた。日本初上陸。

もともと年齢差別や高齢者虐待について世間の認識を高めるためにルーテル教会がロメロに依頼した企画だったが、出来上がった作品は老人の悲惨な状況が容赦なく映され、そのあまりにもストレートに当時のアメリカ社会を描いた内容に依頼者は慄き、危険なため封印されていた。

多くの家族連れやカップル、若者で賑わう遊園地。白いスーツに身を包んだ優しそうな老人はひとり、無視され、罵られ、突き飛ばされ、存在を否定され、頭から流血し、スーツはボロボロになり、孤独と屈辱にまみれ、行き場を失い泣き崩れ、精神が崩壊、思考が停止する。

エンタメ性は皆無。当時のアメリカ社会を痛烈に批判。ロメロがある意味での教育映画を撮っていたという希少性。ホラー映画ではないがロメロの視点で現実を映し出した貴重な作品であり、半世紀封印されていた幻の作品がいよいよ日本初公開。
記録
老人は労われって映画。ノイズが多すぎる。わざわざ見なくていい。
白い部屋に座り込む怪我だらけの老紳士。ドアから入ってきたもう一人の老紳士に向かって「外の世界には何もない」と嘆くが、もう一人の老紳士は忠告を聞かずに「自分で確かめる」と言って白い部屋から出て行く。するとそこは楽しい楽しい遊園地。…のはずだった。

ジョージ・A・ロメロ監督が、年齢差別や老人虐待など高齢者問題を扱った映画を作ってほしいと教会から依頼されて制作した教育映画。しかし遊園地で老人が酷い目に遭う悲惨な内容からお蔵入りになって封印された幻の作品です。

遊園地で若いカップルが占いの舘に入り「僕らは年を取っても一緒にいるか見てほしい」と占い師に頼むと、水晶玉に映し出されるのは貧困と医療格差に苦しむ悲惨な老後のヴィジョン。絶望で嘆く若者はその怒りの矛先をパーク内で見つけた老人にぶつける。なんて理不尽な。
1973年の映画でこの若いカップルが当時二十歳ぐらいだとすると今や既に70歳の爺ちゃん婆ちゃん。貧困問題や医療格差も未だに続いてるんだから、まだ若いからといっても決して他人ごとじゃごさいません。

「この映画の遊園地で体験することは高齢者が日々直面する問題を例示する、この問題を肌で感じてほしい」と話すナビゲーター役のお爺ちゃん。
ロメロ監督は明確なメッセージをいつも俳優さんに言わせちゃってます。

ポスターのキモさから
想像して観たら肩透かし食らう。

これは、申し訳ない、、
楽しめなかった。

まぁ格差社会における
お金のない老人が雑に扱われるのは
心が痛むし良くないことやけど
この映画の爺さんは上下白のスーツ。
演出上コケたりして
どんどんスーツが汚れることで
酷い目にあいました。って
表現したいんかな?と思ったけど
どうしても金のない低所得老人には見えん。

あとそこまで酷い目にあってるか?
もっと胸糞悪い酷い目にあうのを
想像してたから、
ただ退屈なだけで終わった。
畜生

畜生の感想・評価

4.3
金のない高齢者を待ち受ける孤独と不条理、50年経った今もなお突き刺さる。
izu

izuの感想・評価

3.0
あらすじ

遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう。

マジでこれだけ。
自分はおじいちゃんとかめっちゃ好きで、アクション映画とかでめっちゃよぼよぼなじいちゃんがめっちゃかっこよく活躍したりするとかそういうのが大好きなので、あらすじを見て最低最悪の気分になるかぁ~と思って視聴。

まあ確かにひどい目にあって、可哀想な感じなんだけど....
思ってたのと違う...
思ってたよりボコられたりせず、罵られる事もほぼなく、冷たい態度はとられるものの自分が求めていた・見たかったものとは少し違った

まあ見て損は無かったけど、得も無かった感じ

あと一番言いたいのが、ジャケ写のインパクトやばいな。何食って、何考えてたらこんなデザイン思いつくの。最高かよ、まじで好き

視聴 2022年5月8日
“あなたもいつかは老いる”
年齢差別や高齢者虐待を題材にした作品。

まだ老人の域に達してない自分があれこれ感想を述べるのは違う気がする〜
けど自分にもいつか起きることなんだろなって受け止めなきゃいけないな…

パッケージがめちゃくちゃおしゃれなもんだからどんな作品なのか気になってたんだけど、思ってたのと全然違ってめっちゃ社会派ホラーだった🥹
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0
ジョージ・A・ロメロ監督作。

アメリカにおける高齢者差別を問題視したルーテル教会に依頼されたジョージ・A・ロメロ監督が、独特の切り口でその実態を風刺した1973年制作の異色の社会派ホラーです。

ゾンビ映画の生みの親として知られるジョージ・A・ロメロが、年齢差別を題材に描いた作品であり、家族やカップル、若者たちで大賑わいする遊園地を訪れた柔和な老人が、年齢を理由に次々と理不尽な目に遭っていく様子を描いた作品です。

テーマパークを満喫する若い世代の人々とは対照的に、ろくにアトラクションを愉しむことができないまま、周囲の人々に無視され、侮辱され、暴行され、誰にも助けてもらえなくなっていく老人が体感する究極の孤独と社会からの疎外感、不安と絶望と死の恐怖の一部始終を眺めていきます。

現代アメリカにおける高齢者差別&虐待の実態を風刺豊かに描き切った気鋭の中篇映画で、ロメロの“ゾンビ物ではない”幻のカルト作としてロメロ ファン&映画ファンなら一見の価値があります。

蛇足)
遊園地が恐怖の異世界と化す構造に『エスケイプ・フロム・トゥモロー』(13)を連想しました。
mo

moの感想・評価

4.0

年齢差別や高齢者虐待を題材とした教育映画として製作されたが、制作依頼者のルーテル協会が内容の悲惨さを理由に映画を封印した


この制作秘話が超ロメロって感じ
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