石ハチ

緑子/MIDORI-KOの石ハチのネタバレレビュー・内容・結末

緑子/MIDORI-KO(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

肉や魚を「生き物が可哀想」っていう理由で食べれない少女の話。1回はみんな思ったことあるのかな?食べるの可哀想って感情。世界観は気持ち悪かったけど、この世界では多分、育ててた豆の赤ちゃんは普通なら ごちそうなんだけど、少女はかわいそうだからっていう理由で食べないで守る。でも、豆がでかくなって種(新しい豆の赤ちゃん)が生まれてその代わりでかい方は死んで食べ物になる。この繰り返しを理解した少女は育てた豆を食べれるようになった。食べて育って死んで食べ物になるっていう命のサイクルに気付いたのかな。
気持ち変わってからかなりバクバク食べてて、独占しようとしまでしてて、そのギャップが振り切れてて観てて爽快だった。やっぱりアナログはチャラチャラしてなくていいな。美術って感じ。ラストのキモい生物の舌を噛みちぎって他の生物を脅すシーンは生き物の食物連鎖を表しているのかな?
石ハチ

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