遥

緑子/MIDORI-KOの遥のネタバレレビュー・内容・結末

緑子/MIDORI-KO(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

5人の科学者が来るべき食糧危機に備え、野菜と肉の特性を兼ね備えた夢の食物「MIDORI-KO」を開発するが、食べられることを拒否したMIDORI-KOは研究所を脱出。5人の科学者は同じ町内で同種の研究に励んでいた農学部研究生のミドリがMIDORI-KOを飼育していることを突き止め奪還を試みる。それはやがて人々の欲望がむき出しになる争奪戦へと発展していく


解説とか読まんと中々分からん作品の作りやったけど、世界観と絵が凄かった。ちょっとしたカルト映画っぽいのを観れたような気になったかな。
登場人物、ミドリが住んでるアパートの住人は普通の人?変な人?やったり、はたまたお魚の顔したオバチャンやったりカエルやったり、出てくるJKがカボチャ頭やったり茄子みたいやったりでカオス(笑)

色々説明とかを漁って読んでみると、緑子のモデルは生まれたばかりの自分の娘がタオルにくるまれてる姿をモデルにしてたり、5人の科学者は人間の五感をモチーフにしてたりと、面白い設定だった。ミドリ=緑子みたいな考え方でOKなんかな~?

食への執着や人間の貪欲さなんかを垣間見れた作品やったなー。見終わった後はマンテーニャの星の歌ばっかり頭の中ずっと流れてた(笑)
遥