ブラックボックス：音声分析捜査のレスターのレビュー・感想・評価

話が進むにつれ、確信と直感が二転三転してサスペンスとして面白かった。

展開としては結末は予想はできるが、サスペンスの基礎を丁寧に作ってあると思う。

映画の特性上、音響もこだわって作られてるのがわかる。

マチューの有能がゆえの捜査のためなら他が見えなくなる思考や、「俺の直感が間違いのはずがない」という頭の固さ、精神の不安定さが、見ていて危うさを感じた。

音声をピッチを下げたりノイズを消したりする作業、自分でもやってみたいと思ってしまった。