主人公はゲイの高校生。
ある日とある本屋でBL漫画を買っているクラスメイトに遭遇して、腐女子であることを秘密にしてと頼まれる。
秘密を共有しているうちに二人は仲良くなっていき……
…というお話。
恋愛映画と言うよりは青春映画だって聞いて見に行ったけど、本当にリアルな青春映画でした。
同性しか愛せない人がどんな葛藤を抱えながら、それを隠して生きているのか…
そしてそれが明かされたとき、今まで仲の良かった友達はどう反応するのか…
そんなシリアスな話を展開しつつも随所に笑える演出もあって、エンターテイメントとしても良質な映画でした。
自分もBLとか同性愛とか、人それぞれなんだからそれでもいいんじゃないと思いつつ、でも自分はそこには関わらず、他人事だからこそ容認できる世界なんだろうなって思いながら見ている世界。
それがもし自分の親友がそうだったら、自分の恋人がそうだったら…そんなことをリアルに感じさせられる映画でした。
ちょっと変わった青春映画だけど、オススメの作品です！
