自分の知識経験の乏しさでどう昇華したら良いかまだ分からない作品。ハッとするセリフの数々
なぜ普通になりたいんだい？
家族がほしい。
他には？
いつか、自分の子供がほしい。
他には？
母さんを安心させたい。
他に？
みんなに気持ち悪いって思われたくない。
他に？
もう、ないよ。
本当かい？
気持ち悪いって思いたくない。
普通のセックス、できなかった。
普通じゃない。異常な側の人間だって。
勃つ好きか勃たない好きか。
みんなを傷つけないために自分を消す。
神尾楓珠と山田杏奈の美しいお顔と演技力、そして裏切らない役者代表で今回も良すぎる前田旺志郎、、表彰式でのスピーチシーン、とにかく良すぎた、、山田杏奈ちぁん最高！！
トランスジェンダーの役はトランスジェンダーであるべきという、某ドキュメンタリーで学んだ意識はありつつも、今の日本にはトランスジェンダーの俳優はいない、あるいはそのように発信したとて仕事がなかったりむしろ損をしたり、いやそもそもいずれこういったテーマの作品は日常の当たり前の風景であるためなくなるのか、どう捉えたら良いかわからない、自身の勉強不足でしかないのだが
というのもあってこんな作品を作っていいのかもわからない、いや、情報源を増やすことも大切だと言っていたけれど、この作品に対して過度に感銘を受けている時点で自分も他人事と捉えているのだと悟ってしまった。ホームルームのめちゃくちゃキモいディスカッション。あー薄っぺらいーー、、、他人事だと思ってるからべらべら分かったふりして語れるんよな。内容のない討論、、、うう、、、しかし心当たりある。無意識に私もやってる気がする。ただ、今、この時代にこの瞬間に、私と同じような、私は理解あるほうだからと、分かった気でいるような、多くの人に見てほしい内容であると私は思いました
