保育園の頃から大好きだったあの超名作漫画のアニメ化。
ちなみに漫画は初期と『墓場鬼太郎』を読んでいて、アニメ版は第5期を少し観てたぐらいで最近の鬼太郎は本当に知らない状態だった。6期の鬼太郎はちょっとスタイルが良すぎて見ようと思えなかった。そんな感じで今回挑んだが、6期を観てなくても分かりやすい作りになっており少なくともアニメ版『墓場鬼太郎』1話を見ておくと内容が入りやすいと思う。
内容は簡単にいうとかつての目玉親父と水木という男が妖怪の謎に立ち向かうバディアクションサスペンス。所々にホラー、ゴア描写もしっかり詰まっていてPG12も納得。アクションシーンもかなり観やすくて出来良かったけど、やはりビジュアルは6期寄りなので目玉親父シュッとしすぎ感は頭を抱える。水木は結構好きなキャラ。妖怪のデザインであったり頭を抱える場面もありはしたけど、ラストシーンへ繋がる瞬間は鳥肌が立った。あの鬼太郎が墓場から生まれてくるシーンは泣けた。かなり完成度の高いアニメで鬼太郎要素もありつつしっかり現代アニメとしても出来上がってるのは流石『日本爆裂』の監督。声優陣も素晴らしく、なかなかに文句をつけ難い傑作でした。
