鬼太郎茶屋に行って、気分が上がったのでその足で映画館へ。
上映早々観たかったけど、自身のコロナが長引いて配信まで待とうと諦めていた作品。
鬼太郎は子供の頃から大好き。マンガもアニメも幼少期観ていた。鬼太郎や妖怪に纏わる本も大人になって何冊か読んでいる。
今回は事前情報をなるべく入れずに観た。とても面白いストーリーに仕上がっていた。
現代編からホラー風味、過去編では横溝正史よろしくサスペンス。家の相続の醜さを描く。
京極夏彦の小説で知った悲しい妖怪・狂骨をあのような形で操る人間のエゴ。
立ち向かう鬼太郎の父と水木のバディ。
ここは躍動感溢れドキドキした。
画面の綺麗さに反して、妻を想う鬼太郎の父、そして妻が悲し過ぎるのである。
もう一度観たくて本屋に行ったら映画の本はなく、確か「墓場」でもない。こちらはオリジナルのストーリーなのか。
帰って子供に聞いたら、強いて言うならアニメ6期だそう(双子弟も鬼太郎好き)。
もう一度足を運びたくなるような良作だった。是非エンドロールまでしっかりと。
そして鬼太郎茶屋で購入したグッズを眺めて幸せ気分に浸ってる。
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二度目の鑑賞
一度目の鑑賞では、割と鬼太郎もここまでやるかとホラーワールドに驚きを覚えたり、戦闘シーンでの迫力にワクワクしたりと新鮮な気持ちで観ていた。
二度目はその奥の深淵まで考えさせられ、涙がポロポロと溢れ出た。
龍賀家のドロドロした醜さと対になる幽霊族の愛情の物語に胸が締め付けられた。
