人からのおすすめで見ました。鬼太郎誕生ストーリーがこんなに感動的だったとは！！愛溢れる作品で、暖かい涙が流れてきました。
一言でこの映画を紹介するなら、「人が人足らしめるもの、それは愛」ですね。
舞台は終戦後の日本。人権度外視の復興・性的搾取・弱者と強者の縮図と、人が人であることを戦争の狂乱が打ち消していました。
そして最後には愛が勝った。妻と生まれてくる子供、そしてその子の未来を救うために戦う目玉親父と、私利私欲のために人々や妖怪を支配する時貞が対照的に描かれています。
忌み嫌われる対象の妖怪の方が遥かに人の心を持っているという皮肉はハッとさせられました。
時代背景や物語の展開、登場人物のセリフ、全てにおいて優れた作品です。AmazonプライムでみられますのでGWのお家時間に是非！
