あやか

生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事のあやかのレビュー・感想・評価

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当時、島田さんを始めとする民主主義的考えをもった行政官がいて、劣勢でも戦い続けようとする軍部に抵抗したこと、軍部の決定に振り回される沖縄県民など、沖縄戦の状況が理解できた。
軍部の長の孫が登場して、「(祖父は)本土のことしか考えておらず、沖縄のことなど何も考えていなかった」と冷静に分析していたことが印象的だった。
島田さんの家族は最後まで沖縄赴任に反対していたということだけど、証言に登場していなかったので、何か複雑な感情があるのだろうと思った。
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