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生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事のぷりんのレビュー・感想・評価

4.4
戦時中に「生きろ」と言い残せる知事がいても沖縄戦の悲劇は止まらなかった。
日本軍は沖縄の住民を守らなかった、罪なき住民を殺めた。
住民は米兵よりも日本軍を恐れていた。
この事実が重たすぎる。

国の安全保障戦略が転換される今、改めて沖縄戦が何を教えてくれたのか、現代に何を問うているのか、考えたい。

ただ、島田知事も当時の役人として、戦犯の1人ではあるのだから、神格化するのは違う気がした。
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