青が散る

ノーカントリーの青が散るのレビュー・感想・評価

ノーカントリー(2007年製作の映画)
3.6
面白いことが起こりそうなシチュエーションで始まりテンポよくストーリーが進んで見入ってしまいましたね。全体を通して緊迫感が漂う先の読めない展開にハラハラしっぱなしでした。ハビエル・バルデム演じるシガーというエアガンで容赦なく殺し続けるキャラクターが魅力的でしたね。猟奇的な言動はもちろん、彼の存在だけで非常に怖かったです。見ているだけで殺されるのではないかと思ってしまうほど恐怖が伝わってくる演出が印象的でした。保安官が銃を持たない時代に到来した理不尽な暴力に嘆くラストシーンが良いですね。
青が散る

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