しらすごはん

ノーカントリーのしらすごはんのレビュー・感想・評価

ノーカントリー(2007年製作の映画)
4.0

クライムサスペンスの傑作。

現代の西部劇といえるかも。

味わい深い一品ですね。

アメリカの独特の暴力、それが呼びこむ影を反映しています。

変な髪型とファッションの殺人マシーンのシガー、インパクト大。

屠畜銃が恐ろしい。


舞台は80年代アメリカ、テキサス。

ベトナム帰還兵のモス(ジョシュ・ブローリン)は、荒野で狩をする最中、偶然に銃撃現場に遭遇する。

それは、地元ギャングとメキシコ犯罪組織の取り引きのもつれで起こった模様。

銃撃戦の末に相打ちになり、死体の山が残る。

モスは、麻薬と200万ドルの現金を見つけ、思わず持ち逃げした。

モスは、その大金に人生をかけることにしたのだ。

しかし、現場で瀕死でいたメキシコ人が気になって眠れないモスは、水を持って戻ってしまう。

そこで姿を見られたモスは、それぞれの犯罪組織に追われることになる。

地元犯罪組織が雇ったシガー(ハビエル・バルデム)の追跡は執拗。

保安官のベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、旧知の存在であるモスが事件に巻き込まれていると察知する。

モスの身を案じたベルは、モスと正体不明の殺し屋シガーを追いかける。

果たして、モスは逃げ切ることができるのか?




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