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ノーカントリーのりのレビュー・感想・評価

ノーカントリー(2007年製作の映画)
3.8
不条理が具現化した姿こそまさにシガーであろう。場所や時間を問わず、突然彼は現れる。そして、一切の同情を見せることなく、目の前の人間に鉄槌を下す。作中にもある通り、彼は通常の人間を超越している存在だ。誰も彼からは逃れることは出来ず、幽霊のごとく実態が不明瞭な男だ。まあまあ、不条理に関してはカミュを読んでたので食傷気味っす
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