MarkAKG

ノーカントリーのMarkAKGのレビュー・感想・評価

ノーカントリー(2007年製作の映画)
4.4
劇場で観て以来12年ぶりに再鑑賞。

当時はよく分からないというか、
あんまりだったけど自分自身が
for old man に近づいたせいか本作を含めコーエン映画がどんどん好きになる。

本作の田舎のアメリカの1979年くらいの感じ、映像色たまらない。
また、ハンガー切ったり、ショットガンの先切ったり、ダクトのネジとか何かそういう描写がいい。
バルデムの惨殺描写よりもメキシコ国境のシーンとか、そういう何気ないシーンがいい。
古いアメ車の重たいドアの音とか。
この感じ分かります?笑

最後は「含み」というか観てる人が皆で考えて捉えてください感が強すぎて、あまりスッキリしませんが…

でも2回目鑑賞の方が良かった。

#この国には優しさがないそれを変えようと考えるのは愚かだ
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