このレビューはネタバレを含みます
意味がわからなかった。残念(自分の頭が)。原作小説読みたい。
茎わかめと映画が好きな「私」(永瀬廉くん)。上京して大学に入って。講義は退屈で、何の役に立ちそうもなく、時間と金の無駄に思え、友達もいないし、家庭教師のバイトは早々にクビに。実家(神戸)の母親からは電話やLINEで、奨学金など金の話ばかり。学費は出せない、と。(退学して実家に戻ったとしても母親からどこでもいいから働けと言われ続けられそう?)見上げる東京タワーは魅惑的?だけど、不幸の根源でもある。大学も東京もクソだから燃えてしまえばいい、何もかも爆破されていい? でも、いちばんぶっ壊したいのは自分自身らしい。私は可燃ゴミだ(?)。
似たような境遇にある大学生や、似たような社会の周辺に追いやられている人たち(「黒服」の元に集まってきた人たちのような人たち)に刺さりそう。映画としてあまり面白いとは思えなかったけど。
黒服(柄本佑くん)と先輩(池田エライザさん)。見終わってからネット上のレビューなどをけっこう読んだり見たりしてしまって。内なる悪魔と天使なのか…。そう言われるとある程度、納得できるかも。『ファイト・クラブ』は観たことがないのでわからない。先輩はちょっとお母さんっぽかったかな(かくれんぼサークルでの件、警備員たちから助けてくれる)。父と母?(違うか)。クリスマスってもともと何の日? 映画、クリスマスどっかーんものってよくある気が。