面白かったけど、これをインド映画と認めるわけにはいかない。
DJの青年シヴァはフロアで出会った女性と恋に落ちる。そんな平穏な世界の裏で神々の如き力を秘めた宝具アストラをめぐる争いが起きていて、シヴァは次第に自らの力に目覚めていく。
って感じのお話。
ものすごくアメコミ。
スーパーパワーものはアメリカの専売特許でしょうよ。
アメリカでの公開初週の動員2位らしいけど、ほぼアメコミ映画だもん。そらアメリカ人好きやし、見るわ。
ド派手なエフェクトが大画面を埋め尽くした神々パワーって感じのバトルは物凄く面白かった。
だが僕がインドに求めているのはそう言うのじゃあないんだよなぁ。
ムキムキのおっさんが魅せる、泥臭くも信じられないような人間離れしたアクションとか、画面端まで人がみっちり詰まった軽快なダンスとか、最後は愛の力で勝つ!なぜなら愛はこの世で最も強い力だから!みたいな愛至上主義のオチとかそう言うのが見たいんだよ。
なんだかんだ言ったが“映画”としてはかなり面白かった。めっちゃ高評価です。
今作は実はパート1らしいので今後も面白くなる予定。
みんな見ようぜ