コッペパン

Ribbonのコッペパンのレビュー・感想・評価

Ribbon(2021年製作の映画)
3.6
2024-27
穏やかな日差しの公園にも秩序が求められたコロナ禍の緊迫感を思い出す
あの時期のもどかしさはそれぞれの立場や認識が関係性にまで侵食していて、いつ見ても苦しくなる。特殊な状況だったとはいえ、頭の中ではこうじゃなかったら...のパラレルが展開するし

親や友達との距離感が大学生らしくて懐かしい。色んなものの必要性やアイデンティティを求められた苦しい期間をまるっと包んでリボンを掛けてくれるのは優しい。