辻凪子が大阪を飛び出し東京を通り越して、いとも簡単に宇宙に飛び出して叫ぶは「世界一のコメディエンヌになりたい」というただそれだけなのだが、良いじゃんそれで！それで良いじゃん！ね！
強烈な野心に満ち溢れたこの作品であるが、持ち前の愛嬌と活弁の力で「かわいい映画」そして人によっては「幼稚な映画」と揶揄してしまうほどのところまで持っていけてしまえる創造力が凄まじい。
自らの夢に近づくために多くの人達と映画を一本作り上げてしまって、しかも夢に近づいてるように感じざるをえないのだから、合う合わないは見てのお楽しみとして、一見の価値があるに違いないわけです。せっかくなら活弁上映の日に是非！
