すごく「ジットリ」とした映画だった…湿度が高い…雨、って感じでした。
まさに厨二病全開の男、私にはあんなにイキってた時期がなかったので全然感情移入できなかったし、ヒロインはヒロインで何考えてるかわからないのもまったく感情移入できず、「こんな世界もあるんだなあ…」と少し離れて見てました。
しかし石川瑠華は「猿楽町で会いましょう」に続きメンヘラみのある役…こんな役ばっかりにならないでほしい…たまにはカラッとした役も見てみたいです。
わりとあんまり説明のない映画だったのでみた人に任すという感じで、あの兄の幻影とかほんとにいじめてた奴があの金髪ロン毛だったのかはわからないし、ラストはスッキリなのかうわぁ…なのか情緒ぐちゃぐちゃですね。
そしてはっぴぃえんどが流れるクライマックスのところ、すごくいいです。