このレビューはネタバレを含みます
2度目の鑑賞
自分が失ったものをみた気がした。
エモいなんて安い言葉で片付けられない程青くて痛々しかった。小梅が磯辺に問いかけた｢してもしても足りない気がするのはなんでだと思う？｣というのは、身体は簡単に繋がれても、心が繋がらなければ満たされないものがあるからじゃないかと私は思った。なぜ心はこんなにも難しいんだろう。難しくても心で人と繋がりたいとこの映画を見て強く思った。
磯辺が警官に声をかけられる前に流してた涙にはどんな感情が渦巻いてたんだろう。キスをしなかったのは小梅に忘れて欲しくなかったからなのかなあ。やっぱり感情って目に見えないからこそ恐ろしく美しい
