ホラー味もユーモアもてんこ盛り
黒木華の不穏な笑み
柄本佑の滴る汗
金子大地の清しい色気
ラスト迄心地好く翻弄された
妻の覚悟、油断していた夫の焦り
固唾を呑んで夫婦の心理戦を見守るも
ラストは爽快
タイトルも秀逸で唸る
シークレット試写にピッタリな作品でした
堀江貴大監督のアフタートークにて
夫婦のパワーバランスが崩れ不安定な状況を描きたかった
不倫でも女性同士が争わない点
女性同士のバトルにリアルを感じない
彼女達は作品の完成という同じ方向を向いていて、ぶつかる必要はない
(この考え方は大好きです)
漫画を使った入れ子構造について
現実と虚構を行き来してドラマにうねりを与えたかった
黒沢清、北野武、ポン・ジュノの様に
シリアスな中にもユーモアがある新しい切り口で色んな感情を描きたかった