ヨシダ

先生、私の隣に座っていただけませんか?のヨシダのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写で鑑賞。
邦画は殆ど観ないのですが、劇場で偶然目にした予告編が面白そうだったので楽しみにしてました!

浮気がテーマの作品というと、ドロドログチャグチャの人間関係で観てる方もウンザリ…と思いきや、本作は笑える。旦那の浮気を妻がリアルタイムで漫画連載するというストーリーなので、映画のなかで、さらに漫画という形の劇場型で展開していくのですね。柄本さんのダメ夫っぷりも良くて、爽快な復讐コメディとして楽しめました。

なのですが、ラストがなぁ…個人的にはちょっとイマイチだったかなと。
ダメ夫を許せないし、イケメン彼氏も出来たしでお別れするのは全然良いけど、最後に漫画を夫に描かせる必要あったかな?夫の漫画家としての凄さみたいな描写があまりなかったので、妻がなんでそこだけ執着するのか分からず。

自分がやらかした浮気を原作に延々と漫画を描かされるところまでが復讐なのだとしたら、うーん…ちょっとクドいかなという気もするし。妻も彼氏作ってるし浮気相手の担当編集はお咎めなしなのに、夫だけエンドレス罰ゲームなのはやり過ぎじゃない?とか思ってしまったり。

最後だけモヤモヤッとなりました。
ヨシダ

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