「エンドロールのつづき」🎬5
インドの小さな町に住む9歳のサマイ(バヴィン・ラバリ)は、学業のかたわら父親のチャイ店を手伝っていた。ある日、家族と映画館を初めて訪れた彼は、すっかり映画に魅了される。ある日、映画館に忍び込んだのがバレて放り出されるサマイを見た映写技師のファザルが、サマイの母親の手作り弁当と引き換えに、映写室から映画を観ることを彼に提案する。
インド版「ニューシネマパラダイス」との呼び声も高い今作。
公開されるの楽しみにしてました!
監督の体験が反映されてるってことだけど、そんな監督の映画に対する愛情を受け取るための作品かな。
劇中に登場するインド映画みたことないものばかりだけど、なんだかあのシーンの数々だけでも満足感あるw
サマイを通して私たちも映画の良さや映画について学んだり再確認できる。
決して体は大きくないけど、友達を引っ張っていく行動力がある。
そんな彼が映写機を愛でる仕草や表情に思わずやられてしまった。
(サマイ役のバヴィンくんが可愛くて将来に期待!)
そういうヒューマンドラマ的な美しさと、インド映画らしいカラフルな色の組み合わせに魅せられる芸術要素が折り合って…最後は思わず…ね。
元々涙脆い方だけど、大人になるとなんだかまた違ったシーンで涙溢れるのよ。
とあるシーンについては、今はそれが当たり前で今後そういうことはますます増えていくのではないかと思うけれど…
考えさせられるというか、切ないというか…
(もっと言及したいけど、ここは知らずに見てほしいからこれ以上切り込めないー!と葛藤する!)
香辛料が苦手だから、この映画に出てくるご飯たちは食べられないと思うけど…
お母さんが作るご飯を監督はこだわって撮られてるのを感じた。
この前見た「シリアスな男たち」でも英語が話せるか話せないか。という点はかなり重要な要素でバラモンと言われるのも重なる部分があって…噛み締めました。
私的には☆☆☆☆.1かな。