インド版ニューシネマパラダイスのような趣き。
映画を禁止している父が珍しく連れて行ってくれた（信仰しているカーリー女神の映画だったから）映画館で映画の虜になるサマイ。
その後列車で帰ってきた駅がモノクロからカラーに変わっていくシーンが、映画という光を見つけて日常が色づいていくサマイを表しているようだった。
サマイを取り巻く人間関係が、（時には厳しく当たられることもありながらも）それぞれとっても良くて心が温まる。
最高の友情関係だよな～～あんなの一生の思い出じゃんね……
そりゃ大人になってこの映画も撮りますわ……
印象に残ったのは映画に音を付けるシーンと料理のシーン。
特に料理のシーンは、北インドと比べるとマイナーな南インドの料理を知ってもらおうという意図もあったそうで、本当に色鮮やかでおいしそう！
