去年は本数あまり観れなかったのもあるけど、
グッと刺さる大好きな作品にはなかなか出会えず…
でも今作はこの1年でトップクラスに好きな映画だった
最高にあたたかくて背中を押してもらえるような作品に出会えて幸せ
こんなに泣けた作品も久しぶりだし、
最近憂鬱だったけど本当に元気が貰えた
聾者である家族の中で唯一の健聴者である主人公ルビー
音大に行くという夢を追いかけたい・応援したいという気持ち、
家族のことが気がかり・支えてほしいという気持ちで葛藤するルビーと家族たち
お父さん、お母さん、お兄ちゃんとのそれぞれの絆の形や愛に涙が止まらなかった。
特に、自分が頑張って何とかするから、妹に夢を諦めてほしくないからと突っぱねるお兄ちゃんの姿、
ルビーの喉元に手を当て振動によって歌を感じとろうとするお父さんの姿に胸を打たれた。
また聾者の聴覚を理解するために、ルビーの歌唱シーンで途中無音になったのはかなり効果的で必要な演出だったと思う。
こういうテイストの映画ながらに結構下ネタあるから、そこは場合と人によっては注意です笑
22・008
