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コーダ あいのうたのhimawariのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

2022年 6本目

久しぶりに映画で泣いた。
聾唖者の家族が底抜けに明るく面白い。
お互いのことを大事にしているのが良い。

聾唖者と健聴者は外国語を話すかのように言葉が異なることを感じた。
飲み会でも何の話で盛り上がっているかわからない。自分だけ置いてきぼりかのような分からなさと切なさがあった。留学しているとき英語が分からなくて話についていけなかったときを思い出した。日常的に疎外感があるのだろうと知った。ルビーの発表会で一時一切音が無くなったところも、聾唖者の気持ちを少し察することができた。周りの反応で音を味わうというような感覚を。

最後のオーディションよかったなあ。
聾唖者と健聴者の両方の世界にいるルビーだからこそできる心からの手話と歌がマッチしていてグッときた。

人と比べて落ち込むことも多いが、自分には行動力と表現力はあるかなと思う。
日本語と英語の両方の世界にいる良さを強みにしてルビーのように自分を表現していきたい。
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