お父さん役のトロイ・コッツァー、お母さん役のマーリー・マトリン、お兄ちゃん役のダニエル・デュラントの手話演技が雄弁で表情豊かで、とにかく凄いんよ！一番の推しキャラはお兄ちゃん。「家族の犠牲になるな。俺たちは決して無力じゃない」自分の今まで見たことない世界を見られるのが映画の一番の醍醐味だけど、この作品に出会わなければ体感することのなかった新しい世界と出会える。広い世界に一歩を踏み出していくひとりの少女の成長、甘酸っぱい青春、温かい家族、音楽の持つ力、そして手話という言語の豊かさ。いろんな要素が一度に味わえる、素晴らしい作品。まだ２月なのに今年はマジ豊作やな！
