・お涙ちょうだい、ではまったくない!
音楽にそこまで興味のない人にも、映画オタクのあまのじゃくにも誰にでもおすすめできる
・音楽がいい!the clashが流れたときには市場で動き回ってる気分になる。ルビーの透明感のある歌声はいい具合にこちらの頭を空にしてくれる。
・手話の表現の豊かさよ!!
・娘の歌声の良さを理解しない両親にはがゆさを感じる気持ちが頂点に達したときの、音が消える演出。ルビーの視点から一気にろう者の視点にさせられる。
・歌うのはどんな気持ちか?と先生に問われたとき、うまく言葉にできなくてジェスチャー(手話?)で表現するルビー。思春期のやるせない気持ち、感情の持って行き場がなくてもやもやする気持ちが集約されてる。だからこそ朗々と歌い上げるルビーの姿に、一緒に解放される。