うわー。評価がむずい。泣けた。
聾唖者、というとどこか差別はいけないという知識や考え方でみてしまう。この映画はそんな何か特別な目でみがちな人たちを、「人」として観る映画だったように思う。
もちろん、社会の中でコミュニケーションの問題は起きるし苦労はある。分かり合えない部分が存在する。でも特別じゃない人間、そんなことを強く実感しました。
手話を中心としたコミュニケーションは、騒がしく、途中から手話だということを忘れてしまう。字幕で見ていたから、というのもある。演出もずるい。
分かり合えない溝があることをきちんと表現した上で、それでも家族であることを表現していた。
笑あり、涙あり、温かい気持ちになれる、そんな映画でした。