泣いた。
血の繋がった4人家族の中でたった1人
耳が聞こえる娘。
どこまで分かり合えてるかな?
もしかしてこれまでずっと共に過ごしてきたけど理解できてなかったのかな?家族なのに。
私はろう者家族の通訳という使命だけを持って生まれ、ろう者家族の通訳として人生を終えるの?
歌が好きだと気づいたし、先生も才能を認めてくれてるけど、家族は大事。
娘は楽しそうに歌ってるけど、あぁ、なんか退屈、今日の夕飯なに食べよっかなー。
......色々気持ちが膨らんで、自然と涙が出てくるような映画だった。
言葉を聞いてコミュニケーションを取るのと、手話と表情でコミュニケーションをとるのでは、どうしたって理解の仕方は違うと思う。だけど、耳が聞こえなくても手話で伝えればいいんだって、なにかできないことがあるなら、できる方法を考えればいいんだって、最後まで見てから改めて思わされた。