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コーダ あいのうたのmmmmmのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

Both Sides Nowが名曲すぎて主人公の心の声とリンクする。

アメリカ的選曲のため元ネタよりもライトな曲で大衆向けになっている。

エール!と比較した際、
・主人公の家族と向き合うスタンスがネガポジ正反対
・職業が漁師なのか農家なのか
・家族が兄なのか弟なのかで話を差別化しているところは違う見え方になっていた。

今作に関しては学校の友人から家族の事についてからかわれたり、家族に対してのネガティブな感情、自分の自信のなさ、自由になれない憤り、家族の中で自分だけが違うという孤独感が強調されているため苦しさが強かった。
終始歌声は綺麗だがおとなしめ。
先生も才能を見抜く根拠がちょっと薄かった気もする。
両親に関しては設定はそこまで変わらず破天荒さが良い感じに出ていたが、兄の存在があってさらに優しく仕上がっている。

しかし作品としてはこの耳の聴こえない家族が実際にろう者というところが高く評価されているところでもあるんだろうなと思う。
どちらかというとそこの俳優魂だったり制作過程が話題なのかね。

個人的に主人公のキャラクターはエール!の方が家族との付き合い方や自分の心の変化が訪れる思春期の戸惑い、それを歌に込める情熱が強く感じられて好きだなと思った。

小学校のときお母さんがろう者の同級生がいたんだがエールの方がリアルに描かれている気もする。
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