このレビューはネタバレを含みます
見たい見たいと思いタイミングを逃し続けようやく見れました
CODAという題名が作中を通して頭に浮かんでくるような演出に感動しました
とても難しい設定の中、鑑賞側を不快にさせず想像させる余白を残す包容力
ルビーの抱える悩みが現代的でとてもリアルだったことも挙げさせてください
家族という大切な存在を愛とは裏腹に鬱陶しく感じてしまうティーン・ヤング世代の胸中が赤裸々に描かれていました
家族が聾者という特別な状況を彼女の持つ特別な歌声で共に歩んでいく姿に心打たれました
あのシーンの演出は個人的には後世語られる名場面だと直感しました
画で伝えるという映画の魅力が存分に味わえる作品だと思います