主人公のルビーに感情移入して色んな場面でうるっときてしまう。家族はもちろん大事だし力になりたいのだけれど、自分の進路も大事だし友達もいるし、気になる男の子もいれば夢もある。特に自分以外がハンディを抱えた家族だからこそ、そこの葛藤が彼女にはあって、家族もそれに気づいているから余計にもどかしい。ミュージカル映画だと思って観ると全然違くてハッとさせられる。最後に大学のアプライでルビーが手話しながら歌うところは号泣しちゃったな。登場するdeafの人たちを実際に耳の聴こえない俳優を起用するところがまた素晴らしいなと思った。