4人家族の中で1人だけ耳が聞こえる少女ルビーとその家族との絆を描いた感動ドラマ。
感動すると話題の作品でずっと観たいと思っていた作品です。
下ネタをバンバンぶっ込んでくるルビーの両親が面白くて何度も笑いました。
そんなコミカルな要素も含みつつ、終盤は感動で涙を堪えるのが大変でした。
家族の中で1人だけ耳が聴こえるルビーには歌の才能があるのですが、ろう者である家族にはそれが伝わらない、そこのもどかしさというのがこの作品にはあります。
だからコンサートのシーンでは感情移入をしているルビーを応援する気持ちで一杯だったんですが、唐突なあの演出...正直鳥肌が立ちました。
感情が思いっきり揺さぶられて、ただただ胸が締め付けられました。
ルビーの最後の手話が家族の絆の深さを表してますね。
色んな人に観てほしいと思えるような素敵な映画でした。
【評価】
脚本 ★★★★☆
構成 ★★★★☆
演出 ★★★★★
音楽 ★★★★★
印象 ★★★★★
