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コーダ あいのうたのmakingのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.6
tiffにて鑑賞。
初めて野外で映画観たけど、上映されてる映画をスマホで撮るマナーのなってない通行人多すぎて殴ってやろうかと思った〜!
でも野外映画超いい。

作品はめっちゃ良かったです……。お父さんがルビーの喉に手を当てて歌を聴くシーンなんかとても感動して涙が出てしまいました。UVERworldのTAKUYAが「スピーカーに手を当てて聴いてくれる耳の聞こえないcrewがいること知ってる」って言ってて、それ初見の時は「はへぇースッゴイ」とか思ってたんですけど、そのシーン見てなんて感動的なことだと思い直しました。ワイは耳が聴こえるから、その感動を本質的には知れないのがとても残念。

同じ聾の父母兄でも聴こえる人とのコミュニーケーションの取り方が異なるのが興味深かったですね〜!お父さんは振動だし、お母さんは表情だし、お兄ちゃんは文章だし。実際の聾の人も情報の取り入れ方は同じでも、得意な情報の取り方というか、よく感じる所のウェイトが違うんだろうな〜と思いました。
高校の時に部活関係で聾の人と関わることがちょくちょくあったけど、その人たちは自分のどこを見てたんだろうか。

ルビー役の人シンプルにめっちゃ歌上手い。
大学合格してたけど資金どうすんのかなっていうのが1つ気がかりですね……音大ってそこそこ金かかるやん………
あと「ファッckできて光栄です」は凄い。
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