コーダ あいのうたの緑川のレビュー・感想・評価

自分以外がろう者の家庭で育ったルビー。
漁業を営む家族の通訳としてこれまで生きてきた彼女が歌の才能を見出され、過酷な二足わらじを履くのだが…

これは傑作ですね。
こんなに強く心を動かされたのは久方ぶりの事。
ネタバレになってしまうので書けはしないのですが、終盤のシーン全てがもはや卑怯。
滂沱の涙

デュエットのパートナー、マイルズは改心するのものの中盤デリカシーに欠けた描写があったのでそこは少し気になったのですが、そんなもの重箱の隅をつつくようなもの。
総じて素晴らしい映画です。