はにゃん

コーダ あいのうたのはにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーももちろんだけど演出がすごく優れてると思う。

ルビーの発表会のシーンで聞こえない両親が褒めるところが着てる服しかない。
娘が他の人からどんな評価を受けてるか、周りを伺うシーンとか、歌ってる途中に無音になって両親の世界を少し覗く感じがとても素晴らしいシーンだと思う。本当に聞こえないことを改めて感じた。

兄が妹を想う気持ちも、両親がルビーに依存する気持ちもわかる。綺麗事だけじゃ生きていけないからルビーがいろいろ諦め続けた。諦め慣れてるルビーが歌のレッスンに行きたいって主張するけど取材のために結局諦めるシーン見ていられなかった。

お父さんの、ここで見る星は海で見るほどきらめいてないな。って言葉がどうしても忘れられない。その後、俺のために歌ってと頼んで一生懸命娘の歌を聴きたいと喉に触れてるシーンが印象深い。

娘生まれたんだから読唇術学べよ。娘の口見て何言ってるか教えてもらえよ。甘えすぎだろ。一生娘に通訳させるのかよ。娘の人生なら搾取していいと思ってんのかな。
先生がいてくれてよかった。受験の時もルビーのために最初からやり直すシーンだいすき。

崖ってルビーにとって憂鬱な気持ちになった時に行くところだったけど、マイルズと過ごしたおかげでプラスの場所になったのがよかった。
結果的に自分の人生を歩めてよかった。
マイルズキュートすぎない?
はにゃん

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