2021年のアカデミー作品賞受賞作品。
聴覚障害を持つ両親と兄を持ち、歌うことが好きな主人公が、自分のやりたいことと家族を支えることとの葛藤とかを描いた作品。
何回も観ると感動が薄れそうな気がして、なかなか観るのを躊躇ってたけど、久しぶりに鑑賞。3回目くらいかな。
大好きな作品。
こういう系でありがちな不幸なシーンとかが少なくて、みんな強く生きているのが好感持てる。
全体通してお涙頂戴みたいな感じじゃなくて、ちゃんと笑えるシーンとかあったり、甘酸っぱい青春シーンとかあったり、無駄なシーンがない。
耳が聞こえないからこそ、その歌声が中々理解されない辛さはあるんだけど、終盤に3回歌うシーンはどれも胸を打って、涙ぼろぼろ。
悲しいとかそういう涙じゃなくて、愛情による温かい気持ちになれる涙。
映画としても100分くらいだから、飽きずに集中して見れるはず。
そこら辺も良い塩梅だなぁって。
細かいこと気にせず、観たこと無い人はすぐにでも観るべき。
文句無しオールタイムベストに入ります。