フランス映画『エール!』のアメリカリメイク版。
『エール!』が好きすぎるが故に観るのを躊躇っていたけど鑑賞。
細かい設定が変更されていたり、アメリカらしいリメイクのされ方だと思った。
フランス版では敢えて描かれていない余白の部分が多く、観る側の解釈に委ねてもらえた箇所が、アメリカ映画では良くも悪くも映像などできっちり伝えられていた気がする。
余白が無い分、観る側の感性を制限してしまっているので感動が薄かった。
あと何よりも選曲センスの違いが大きかったかもしれない。
機会があれば徹底比較したい…
【素朴な疑問】
この映画のポスター(?)で、なんで主人公だけカメラ目線なんだろう。
他の家族はお互いを見ているので違和感。
この映画は「耳が聞こえていようが聞こえていなかろうが家族は家族」みたいな内容だと思っていたけど、この写真は何となく疎外感を感じる。