行間を読む、みたいに原作は一コマの情報量がやたら多かったのを立体的なアニメーションで補完してくれる。そこにアニオリ追加として、以降に登場するオールスター要素を逆輸入してブラッシュアップした最高のエンターテイメント。
冒頭からシンジくんなのは確信犯。むしろお互いで寄せ合ってる。五条先生がお偉いさんと話すのもまんまゼーレだし、エヴァロスの人にもお薦めできる。
原作未読の人でも充分楽しめる憂太と里香の物語だけれど、原作8〜9巻の過去篇を読めば同時に五条悟と夏油傑の物語で切ない。原作でも敢えて明かされなかった最後の別れの台詞の演出も良かった。ほんと近年の日本のアニメ誇らしい。ただエンドロール後のラストは蛇足かな。
