このレビューはネタバレを含みます
いやー、よかったなあ。原作ももちろん好きだけど、それ抜きにしてもいい映画だった。はじめて呪術廻戦に触れる人も楽しめる内容になってたし、あのストーリーを違和感なく映画に落とし込める構成力がすばらしかった。ド迫力のアクションシーンはさすがMAPPAといったところでした。
今回の主役、乙骨くんも最高でした。彼を通して言語化できた自分の痛みもたくさんありました。自分が自分で呪いをかけているのかもしれないなあ。あんなふうに、自分の呪いを解くために頑張りますって勇気出して言えるようになりたい。それにしても、夏油との戦いで「失礼だな、純愛だよ」って言ったところがある意味本当に狂気的に感じた。だからこそ冒頭の五条先生の「愛は強い呪いだ」って言ってたセリフがより活きてきましたね。