この映画に間に合わず為にテレビシリーズを急いで一気見したわ。テレビも面白かったしこの映画も良かった。
両方見た上でわかったが、テレビシリーズの前日譚なので、この映画をいきなり見てもわかる内容だった。
確かにタイトルに0とついてるけどさ…この一見さんにも優しいことは映画のプロモーションにもっと活かすべきじゃないかしら？知らないで敬遠してる人、結構いるんじゃね？
亡くなった幼馴染リカちゃんの特級音量が取り付いている乙骨憂太。呪術高専に入学。マキ・狗巻・パンダはテレビでは2年だが、1年の同級生として登場。
異例な特級呪術師の乙骨は、引き篭りがちな性格だが同級生や、教師である五条に触れ段々と明るく。
そこにリカの怨霊を利用し呪術師の世界を築こうとする夏油傑が襲撃してくる…という内容。
先ず乙骨憂太の声に緒方恵美。明らかにキャラからシンジ君をイメージしてキャスティングしたのは一目瞭然だが…
やっぱりシンちゃんそのものだよねえ（笑）
ただ碇シンジと違い、乙骨君は他の人に気を使う余裕がある子だね。ちゃんと優しさも兼ね備えるキャラクターだ。竈門炭治郎もだけど、最近はこういう主人公がスタンダードなのかねぇ？
そしてヴィランである夏油がイキイキしてる。テレビシリーズでは真人の陰に隠れてたからね。
確固たる信念のあるヴィランらしいヴィランだと思う。
ラストバトルも最高だった。「この女ったらしが！」「純愛だ！」のやりとり！たまらんね。
エンディング曲はぶっちゃけツマンナイと思う。この映画の余韻に曲の印象が一切無いもん。今、アニメ映画にキャッチーな曲はヒット要因の一つなんだから、この選曲はホントに勿体ない。鬼滅映画の焔の様な曲なら興行収入＋50億もあり得ただろうに。
