やっと追いついて一気に観た二期がちょうど夏油のアレ回で終わったので、ずっと観たかったのに観る機会を逃し続けてきた劇場版を観るには良い機会だと思って観た。ちょうどネトフリで新作でもないのにTop10に入り込んでて皆考えることは同じなんだと思った記憶。
面白くはあったけど映画にするほどの内容だったかは疑問。よくある、そこそこ流行ったテレビドラマのセット売りで映画化まで至ったケース、あれを私はSPドラマでいいじゃんと思ってしまうタチなので同じような感覚をこの劇場版では抱いた。そう思って観てると現在放送中の通常回の方が迫力を感じているような気がする。
アニメだと思うと簡単に受け入れてしまうけど、「里香と憂太は大人になったら結婚するの」って純粋に言ってそれを純粋に受け入れられるの幼稚園生くらいまででは?11歳って物事の分別は結構ついてきてるし、理性とか恥ずかしさとかを感じるようになってるからまずそういうやり取りしない気がする。この2人のやり取り、小学校高学年にして既に恋人がいる子供たちが言ってるのとは違うニュアンスを感じるし。
この劇場版、全体的にそこまで期待値を上回らなかったけど最後の逆夢の入りのメロディと入り方は満点なので、あれが最後に入れば哀愁切なさ感傷的なニュアンス全部が内容に溶け込んでどの映画も満点になって終わってしまいそう。
それにしてもこのシリーズ主役って結局誰なの?映画も虎杖出てすらないし、なかなかに蔑ろにされがちじゃない?これから五条夏油乙骨を上回る活躍ぶりを見せてくれるのか。