アカデミーの短編映画賞にノミネートされている本作。
犬が待つ自宅に戻りたいだけなのに、何度も殺されタイムループし続けるお話。
あらすじだけ読んでいたら、『ハッピー・デス・デイ』的な感じを想像していたのだけど…。
黒人というだけで理不尽で不当な扱いを受ける主人公。
何度も何度も繰り返す。変わらない扱い。
タイムリープの中だから、殺されても生き返ることができるけど、現実だったら…。そう思うととても辛い。
犬が飼い主の声に気付いてドアの前に移動して待っているところ、辛すぎた。
この作品を観た夕方のニュースで、ちょうどタイミングよくやっていたのが、ガソリンスタンドで黒人が警察官に催涙スプレーをかけられたというもの。
実際の映像を見て、より現実度が増した。