鹿shika

隔たる世界の2人の鹿shikaのレビュー・感想・評価

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)
3.5
人種差別で理不尽な職質と、抵抗すると殺される。そのタイムリープから抜け出せない

渋谷の飲み屋で隣になった方たちがこの映画の話してて、「『フルートベール駅で』を見てこれを見ました」って言っていて、聞き出して見た〜

見ていて「I can’t breathe. I can’t breathe.」と主人公が叫んでいてやっと気づいた
これジョージフロイトだ

こんなにレイシズムについての映画や音楽があって、色んな著名人が訴えかけているのに、なぜこの思想が無くならないの、、

あーやって抵抗しないと黒人は投獄されたら2度と出てこれない。殺すのはだめだから憲法13条という抜け道を見つけだして、白人至上主義の警察があーやって逮捕するのよ
しかし抵抗すると殺される。なんて非情極まりない

2020年、当時私はこの事件をニュースやSNSのハッシュタグから知って、2020年にもなってまだこんなことをやっているのかと。日本が平和過ぎて平和ボケしている自分がとても恥ずかしくて、恥ずかしくて、
そこから半年くらい罪悪感で団体に寄付していました
無知でいることは恥ずかしいことですよね
鹿shika

鹿shika