テリー

隔たる世界の2人のテリーのネタバレレビュー・内容・結末

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

1ループ目で話の流れは分かってしまった…

黒人が差別されてるのは分かったけど、日本人からするとそっから先の黒人側の狂気が観たいんだよ。

●言い方悪いですが、被害者意識の先の狂気です。(もし黒人が天下取ってる社会の歴史の流れがあったとしても、白人と同じような事=差別・奴隷とかを人間だから当然やるでしょう)

『アンテベラム』とか、ジョーダン・ピール監督のような狂気とエンタメ要素が足りないですね。。

エンタメからすると作品を観た後に「黒人が差別されてて可哀想」「黒人にとって凄く不条理社会なんだな」って言うような常識的なドキュメンタリー作品を観たような感想から、観客にもう一歩踏み込んだ⁉︎⁉︎な感想を抱かせないとダメだなんだと思います。

こういう作品は、なんかもっとその先の“得体の知れないもの”が感じられないと、アメリカ社会の中ではウケる(納得感があるんだ)と思いますが、普遍性には乏しい作品の印象を受けました。
テリー

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